こんなチラシ(白黒)を配りました。
第30回伊方集会 決議文
5年前の福島原発事故から私たちが学んだのは、「原発事故に地元はない」ということです。
国が定めたPAZ圏やUPZ圏などという区分は、ひとたび事故が起きれば何の意味ももたない―そのことに気付いたからこそ、広島や大分で差し止め仮処分請求裁判が起こされたのです。
私たちも伊方原発事故が起きれば、共に被害者となり避難せねばならないものとして、8月12日の伊方原発再稼働がおそろしく、残念で悔しくてなりません。
今年4月の熊本地震では、観測史上例のない大きな揺れが連続して起きました。そのため、1回の揺れであれば持ちこたえたはずの建物が倒壊しています。
8月17日の愛媛県の原子力専門部会では委員から、「(熊本のように)予想された最大の揺れが連続して起きても原発は大丈夫か?」という質問に対し四電は、「大丈夫」と答えました。が、根拠は示しませんでした。南海トラフ地震も近づいています。
こんな状態でなぜ再稼働するのか?
どうすればいいのか? わかりません。
私たちにわかっているのは・・・・
「人間には津波も地震も止められない。でも、原発はとめられる」ことと、「私たちは健康で文化的な生活を営む権利を持っている(日本国憲法第13条)」ということです。
私たちはあきらめることはできません。
豊かな海の幸、山の幸に恵まれたふるさとを捨て、次の世代の人々にさらなる苦しみを背負わせることはできないからです。
今日ここに集まった私たちは、「自分たちもまた伊方原発の地元である」との思いを共有し、それぞれの暮らす地域の仲間と日々の運動を続けながら、今まで「地元」と呼ばれてきた地域や、県境を越えた地域の人々と連携し、伊方原発を廃炉にすることを決議します。
2016年10月23日
第30回伊方集会参加者一同
伊方原発3号機は再起動されてしまいました。(8月22日時点で出力100%運転をしながらも現在は使用前検査中、問題なければ合格が出て商業運転に移る時点で、正式な再稼働となります。)
これからの運動をどう進めるのか、あなたのお知恵と力をぜひお貸しください。
9月7日記:今日、正式に原子力規制庁から使用前検査の合格証を渡されて、伊方原発3号機は再稼働しました。(商業運転に入りました。)
伊方原発の再稼働への直前の反対運動、各地でさまざまに取り組まれました。8月12日の朝9時、再起動のボタンが押された後は抗議行動となりました。
http://twitcasting.tv/togura04/show/
http://twitcasting.tv/togura04/show/1
http://twitcasting.tv/togura04/show/2
http://twitcasting.tv/togura04/show/3
http://twitcasting.tv/showering00/show/1
●2016 8 11伊方原発ゲート前再稼働阻止行動
https://www.youtube.com/watch?v=bx54YhyoTF4
●2016 8 11伊方原発再稼働阻止デモ
https://www.youtube.com/watch?v=5_6NvIRBj88
●原発3号機再稼働阻止抗議行動
https://www.youtube.com/watch?v=yNnJMPjgDvc
詳細は、愛媛県のHPへ。
元々の再稼働の日程は一週間程度→二週間以上延期になることになりました。
7月24日のきらら館前集会と抗議行動については予定通り実行しますが、26日に想定していたゲート前座り込みについては、公表されるはずの再起動日にまで延期することになります。
7/19に「伊方原発をとめる会」では、この一次冷却水ポンプトラブルを含む3項目に渡る最新の問題点を指摘、県と四電への申し入れをしています。ツイキャス動画。
目新しいのは、(当初2013年に)安全性向上のために行う予定だった3号機の圧力容器上蓋を今回は交換していない(再稼働後の定期検査時に先送り)ため、伊方が国内で唯一旧式の上蓋を使うPWRとなるという問題指摘でした。
この問題はタイムリーな指摘で、愛媛県知事が、本来四国電力に自主的な安全最優先の対応を求めていたのに、この安全性向上をしないことを見過ごして再稼働するという現実を日の目にさらしました。
追記:7/25に四電の調査報告プレスリリースが
出ています。これによると、検査プロセスの中で、格納容器耐圧検査を行った際に、シール部分を支えるOリングが逆圧が掛かったことにより偏りができて、一 部分だけ固着したため、軸が傾いてシール面がもれるようになった、との推測をしています。つまりこれまで何度でも起こってきたはずの問題なのではないのかなあ。
四国電力は伊方3号機を7月26日→8月中旬から8月20日→9月中旬頃に掛けて再稼働、商業運転させる意向です。抗議のための全国集会には700名余りお集まりいただきました。ありがとうございました。
最新情報は、Facebookのイベントページを確認ください。
7月24日のきらら館前集会と伊方ゲート前行動に対する警察の予防的な通行規制を行う旨の連絡があり、15日には愛媛県警に抗議に出掛けました。
Youtube動画 2016 7 15愛媛県警通行規制抗議
週明けの19日に、県警の対応を聴くことになります。
たまたま再稼働の日程が最低1週間延期になり8月初旬以降にずれ込んだ(伊方3号炉の一次冷却水ポンプのシール洩れにより部品交換のため)ことから、県警の側も全く変更なしで通行規制を続けることはありそうにないですが、どう判断するのか不明です。
高知県民連絡会で作ったチラシを紹介しておきます。
6月28日(火)は四国電力本店で株主総会が開かれます。毎年、未来を考える脱原発四電株主会を応援するためのアピールを行っています。
6月23日(四電原子力本部、松山市)、24日(伊方原発ゲート前)にはそれぞれ核燃料装荷開始への抗議行動があり、それぞれ私たちの団体でも参加しています。
Youtube動画 2016 6 23 松山原子力本部抗議行動 2016 6 24伊方ゲート前
緊急抗議行動
下記抗議文は、それぞれの集会で読み上げましたが、結局手渡すことができず、書留で本店社長宛に送付しました。 1.の内容の詳細は「四電高圧送電網は多重防護と言えず」を参照ください。
6.11集会
611伊方原発へ降りる坂の途中の街宣
http://twitcasting.tv/togura04/movie/278666920
611伊方集会@ゲート前その2
http://twitcasting.tv/togura04/movie/278674136
611伊方集会@ゲート前その3
http://twitcasting.tv/togura04/movie/278676563
611伊方集会@ゲート前その4
http://twitcasting.tv/togura04/movie/278676948
希望の牧場ふくしま吉澤さんの話途中から
http://twitcasting.tv/togura04/movie/278707276
吉澤さんのお話は、IWJ中継市民のIWJ_ehime1さんも
中継していただきました。
20160611 吉澤正巳さん講演会「決死救命・団結 そして希望へ」1/3
http://twitcasting.tv/shbttsy74/movie/278696712
20160611 吉澤正巳さん講演会「決死救命・団結 そして希望へ」
http://www.ustream.tv/recorded/88160344
5月3日は憲法集会への出店と写真展、5月15日は音楽と環境の野外イベントライブアース松山へテントブースを出店しました。伊方原発をうごかすのがいい かうごかさないのがいいか、テント前を歩く人にシール投票をしてもらいました。結果は一目瞭然。関心の高さも目にみえました。
通常は年2回のニュース(伊方集会の案内と報告)しか出していませんが、再稼働のXデー間近な今年は、何度も出すことになりそうです。5月10日に発送しました。
まんがパンフ(伊方原発をとめる会作成)の20km圏内地元への配布と話しこみ活動は、5月11日の伊方ゲート前集会(ツイキャス録画)の後に第一回目が行われ、旧伊方町西部と瀬戸町の大半まで配布されています。5月21、22日、28、29日に掛けても各地で行われる予定です。ぜひ車でご参加ください。くわしくは伊方原発をとめる会まで。まんがパンフの増刷費用カンパもよろしくお願いします。
5/24夜 会計より
皆さま
5月10日の臨時ニュース発送時に、漫画パンフレットの増刷分への依頼カンパを呼び掛けました。
皆様のお手元にも届いていることと存じます。
会計まで、5月21日までの郵貯銀行振込通知書が届いております。
手渡しの方を含め、56名で208,000円です。
3万円以上の高額の方もありますので、その方へはお礼状を送っておきます。
今後もご寄附の振込が続くと思います。
6月15日が締め切りです。その後は会へのカンパといたします。
15日の合計金額は、またお知らせします。
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6/15まで口座にお振り込みいただいた(購入代金12000円分を除く)金額は、371800円でした。
17日以降の会向けの振込も戴いています、ありがとうございました。
4月15日には、前震の脅威に驚きながら、高松四電交渉に参加してきました。ネットに流れていたK-Net益城地点の1580ガルという数値について、四電の広報担当者の方は、何も情報を掴んでいませんでした。
4月14日、16日に起きた熊本・阿蘇の地震で、再び私たちは、今が『大地動乱の時代』であることを思い出すことになりました。
大勢の方が直下型地震で家がつぶされて亡くなりました。
活断層の直上にある家やビルはどんなに堅固な建物でも地盤のずれには耐えられなかったことも見て取れます。
余震に怯える人々に屋内退避を迫る『原発震災』は、それだけで非現実的であると見て取れます。
高速道路や新幹線を使うことを前提とした避難ルートは地震の被害についてはまるで考慮されずに作っていることも川内原発の例で分かりました。
いろいろおかしな主張も現れました。地震の前に原発を止めたところで、危険度は変わらない(だから動かしておいた方がお得)とか、地震の時には、系統電 力網が地震で被害を受けるリスクがあるのに、川内原発を止めるべきではない、と主張する驚くべき人たちも出てきています。
1月22日には、第2回、対四電交渉に参加します。
資料集をチェックください。
↑【訂正】数日経ってから→1ヶ月以上経ってから全村避難となった、あの飯館村のように、…
2016年1月9日に今年初の街頭宣伝を松山市坊ちゃん広場で行いました。昨年10月には伊方町、愛媛県の首長がそれぞれ、伊方原発の再稼働に同意をしてしまったけれど、それは本当に「勝手な」同意です。
県民の多くは怒り、呆れたことの証明にもなりますが、八幡浜市では首長の勝手な行動(周辺市の首長としては全国初めての原発再稼働了承の意向表明)に対する住民投票請求署名が11月の一ヶ月間行われ、有権者の約3分の1を占める数(全有権者約3万100名中の確定署名数9939筆)が集まり、1月28日にも臨時議会で、伊方原発再稼働についての住民の意向を集める「住民投票」の条例案が審議されることとなりました。